「P.E.KING OF KINGS大和川店」では開店前から約300人がずらり

大阪府が新型コロナウイルス特別措置法に基づき店名を公表したパチンコ店には、一夜明けた25日も午前中から大勢の客が集まった。

府は感染拡大を防ぐため利用を控えるよう求めたが、店の駐車場には車が並び、常連客からは「いつもと変わらない」との声が上がった。

堺市堺区の「P.E.KING OF KINGS大和川店」では開店前から、約300人がずらり。

入り口には手指消毒を呼び掛ける紙も張られ、整理券を受け取った客らはスタッフの誘導で1~2メートルの間隔を空けて列を作った。

近くに住む常連客は「名前が出たから、他の店を探さずにここに来る人も増えるんじゃないか」と話した。

「従業員や取引先のため」営業4店舗、理解求める声も

府の強い要請にも首を縦に触れない事情がある店も。

堺市堺区の「P.E.KING OF KINGS大和川店」を運営する日本オカダエンタープライズ(大阪市西区)は報道機関向けに「営利追求のため営業を継続するわけではない」とコメントで厳しい台所事情を明かした。

同社の正社員と派遣社員は計195人、アルバイトは468人。

「休業すると倒産し、従業員や取引先への責任を放棄することになりかねない」と理解を求めた。

同じく堺市の「HALULU」の運営会社の男性社長は自宅前で取材に応じ「営業を続けていたことも知らなかった。

実質的な経営からは身を引いていた」と釈明し「休業要請は指示に近い。感染状況を踏まえると当然の措置だ。営業していたことには責任を感じる」と話した。

枚方市の「ベガス1700枚方店」を運営するダイハチ(愛知県瀬戸市)は「担当者が休み」として対応せず。

堺市美原区の「ザ・チャンスα」の男性従業員は「取材にはお答えできない」と話した。

ステイサム
結局、府が宣伝活動したって事でOK?

大阪市住之江区選出の府議会議員のツイート

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