【肌感覚】パチンコライター・ナミ 自粛明けホールに通って感じた変化

新型コロナによる休業要請もほぼ解除され、東京都内ではアミューズメント施設やパチンコ店も再開しているが、コロナ以前と比べ、営業スタイルや客層に変化が見られるという。女性パチンコライターのナミが自粛明けのパチンコ店の様子を報告する。

『フィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』を打ちたくて、6月頭からさっそくホールに足を運んでいるナミです。

先日行ったホールでは、まず店頭入り口でマスクをしているかのチェックがあり、アルコールスプレーでの手指の消毒、そして非接触型電子体温計での検温を店員さんがスムーズに行ってくれます。

およそ2か月ぶりの店内に入り真っ先に感じたのは、完全分煙化の影響もあってか空気が綺麗で視界がクリアに見えたことです。自分の視力が上がったと思うほどに。そして心なしか店内の音量が小さい。数台打ってから気付きましたが、大声を出して喋らなくていいように台の音量を小さめに設定しているホールさんが多数ありました。

ホールを一周して様々な島をチェックすると、1円パチンココーナーや『海物語』コーナーにいつもいた常連の方がかなり少なくなっており、もともと賑わっていた『海物語』コーナーの稼働率は1割ほど。特にご年配の方は外出を控えているのかなと感じました。

一方、私がお目当てだった『フィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』の島は若者で満席でした。

この台は2017年に登場し、幅広いユーザーに人気だった『初代フィーバー戦姫絶唱シンフォギア』の新台です。図柄揃い大当たり後の最終決戦が最大の見どころで、5回転で1/7.6の大当たりを引ければ継続率約82%のシンフォギアチャンスGXに突入します。初代からのゲーム性や演出バランスの良さを踏襲しているため、導入前からユーザーの注目度が非常に高かった台です。

偶然空いた1台に座るとボーダーライン程度回ったので続行。この日は昼過ぎから夜まで打ってマイナス2万円でしたが、当たりも引けたしストレスなく回って久々のパチンコを楽しめました!

夜になり店内状況をまた確認すると、普段なら仕事帰りのサラリーマンで賑わうのに、19時を越えても稼働は上がらず、逆に早めに帰る方が増えたように見えました。都内の数店舗で打ちましたがどちらのホールもお年寄り、サラリーマンの方の稼働スタイルに変化があるのが印象深かったです。

コロナ対策で空気が綺麗になったり台が清潔になったりと嬉しいことも多いですが、個人的に悲しいことも。連チャン中に頼みたくなるコーヒーワゴンサービスの営業を休業、または終了したホールがあったことです。飲食物を扱う際の感染症対策の大変さや売り上げの関係など理由はいろいろあると思います。昔からある粋なサービスで自分もよく利用していたので、減ってしまうのは残念です。

また、ホールではお馴染みの貸し出しアメニティですが、感染予防のため現在そのサービスを中止しているホールもありました。ホールの冷房が強くブランケットを借りることもたくさんあるし、携帯の充電ケーブルを忘れたときの貸し出しはまさに渡りに船だったのに。貸し出しサービスに甘えて軽装でホールに行くことが多かったのですが、しばらくは必要な物は持参して忘れ物を絶対にしないよう気を付けたいです。

個人的に残念だったのは、コロナの自粛明けに台と台の間に稼働停止している台を置いて間引きし、お客さん同士の距離を離しているホールが多い中、その稼働停止している機種がピンポイントに自分の好きな機種だったこと。これは悲しかったですね。

自粛明けは、「今のホール状況で勝つのは難しそうなので行くのを控えている」というパチンコファンの意見を多数聞いていましたが、実際ホールに足を運んでみた私の印象では、パチンコは看板機種や最新台の状況が良いケースが非常に多く、立ち回りによってプラス収支にすることは十分可能だと思いました。

パチスロは設置期限の延長が決まった『魔法少女まどか マギカ2』や『押忍!番長3』などに設定を使っているホールを見かけ、末永く台を扱っていこうとしている気概を感じました。

稼働が多く感じたのは、大当たりのボーナスでメダルを増やしていくAタイプの機種や、目押しでメダルの上積みを狙える「ディスクアップ」です。ディスクアップとは、同色BIGボーナス中にビタ押しに成功するとART 「DJ ZONE」のゲーム数を上乗せすることができ、目押しの技術介入による完全攻略を行う事で設定1でも103%の機械割りで楽しむことができます。長期間の外出自粛生活で久しぶりに何か打ちたい、でもあまり負けたくはない……といった方にディスクアップは特におススメです。

私はパチンコを打ちながら後ろの島を見たりする癖があるのですが(一発告知音が聞こえたら振り返るタイプ)、遊技中の方は一点集中して液晶を見ていて一言も喋らない。その光景を見て、改めてパチンコ店でのクラスター発生の確率は少ないのかなと思いました。ホール側の徹底したコロナ対策の数々も、パチンコホールから感染者を絶対に出さないぞ! という意気込みが伝わってきました。

母と並び打ちしていると、台と台の間を仕切るアクリル板をずらして機種の説明をしたくなるのですが、今しばらくは我慢して黙々と打ちたいと思います。

●なみ/1987年生まれ、東京都出身。短大卒業後、OLとなるが会社を辞め、コーヒーレディへ転職。2014年にパチンコ・パチスロ専門誌の「ライターオーディション」に合格し、デビュー。2018年、DMMぱちタウン専属ライターへ。週刊ポストデジタル写真集『パチンコライターナミ MEDAL NUDE』、DVD『ナミとのデート』が発売中。

引用:https://news.livedoor.com/article/detail/18428078/

ステイサム
一発告知音が聞こえたら振り返るタイプの人、苦手だなー

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