兵庫県警捜査３課と長田署に窃盗容疑で逮捕された同県姫路市のとび職の男（３１）＝常習累犯窃盗罪で公判中＝が、阪神間や播磨地域などで約３０件のひったくりを繰り返したとみられることが２５日、捜査関係者への取材で分かった。県警は総額約１５０万円の被害を裏付け、同日にも追送検する。

捜査関係者によると、男は２０１９年１２月～２０年２月、盗んだミニバイクを使い、西宮や神戸市のほか、加古川、姫路市などで自転車の前かごからかばんなどを奪った疑いが持たれている。パチンコをするために各地を訪れ、帰りに盗みをしていたといい、事件後は着替えをしていたとみられるという。

捜査関係者によると、調べに「これまで千件以上のひったくりをした。成功する自信があった」と供述しているという。

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