大規模なクラスターが発生した大型クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号で除染作業に当たった清掃のプロが、三重県内のパチンコ店などの従業員に店内での正しい除染方法を伝授しました。

三重県遊技業協同組合がパチンコ店やパチスロ店での感染を防止しようと初めて開いた研修会で、9月30日は県内のパチンコ店の店長など約100人が参加しました。

愛知県東海市に本社を置き、ダイヤモンド・プリンセス号で除染作業に従事した特殊清掃会社レリックの神野敏幸社長が除染作業の講義を行いました。神野社長は「除染方法の一つとしてよく見られる消毒剤を噴霧する方法は、ウイルスを巻き上げるだけで間違った方法」と指摘しました。

消毒薬を付けた使い捨てタオルなどで一方向に拭き取るのが正しい方法だと説明し、実際のパチンコ台を使って除染作業を実践しました。

三重県遊技業協同組合では、研修会の成果をそれぞれの店舗で共有し、徹底した感染防止に取り組みたいとしています。

引用：https://news.yahoo.co.jp/articles/c786741bbc2940265ec793acefbda48339515e76