多くの人が「休業中の赤字を少しでも解消しようと渋い設定台が多く、行っても勝てないのではないか」と思っているだろう。しかし、大型店の中には、常連客の呼び戻しを狙って“出玉大放出”するホールもあるという
女性パチスロライターの水樹あやがレポートする。
さて、コロナによる緊急事態宣言が解除され、全国のパチンコ店の営業も続々と再開し始めました。
そんな中、果たして休業明けのパチンコ店の「出玉状況」はどうなっているのか、パチスロライターとして、また一個人としても気になっていたので調査してみることにしました。
最初は5月末から先行して営業再開していたエリアを中心に、『DMMぱちタウンアプリ』や『サイトセブン』といった出玉情報サイトを使ってデータを漁り、6月からは自分の足でホール状況をチェックすることにしました。
事前予想としては、かなり渋い状況になるんだろうなと私自身も思っていましたし、周りのヘビーユーザーたちも同様の考えでした。しかし、調べていくと意外な結果が……。
あれ? 休業明けてからすごく良いホールさん多くない? ということ
すると、やはりそこのお店もしっかり全台高設定の機種がありました。その機種には座れませんでしたが、それ以外にも設定が入っており、私も無事プラス収支で帰ることができました。同じ日に千葉県の別のお店では全台高設定機種が2つ、総台数30台以上というホールまでありました。
この店は10日間2機種全台高設定をやり続け、トータルで2000万円の赤字が出たそうです。この結果にはかなり驚愕しましたね。ちなみに私も後日、競争率の高い中で抽選を突破。しっかり勝てました。
結論、今回の調査で分かったことは、出すホールは出すということ。特に激戦区では力を入れているホールさんが多いことが分かりました。困難な状況の中でお客さんを取り戻したいと思っているのか、はたまたピンチをチャンスに変えたいと思っているのか、それとも常連さんを大事にしているのか……。
店側の意図は私には分かりませんが、こんなに良い状況のホールさんがあるのです。もちろん渋いホールさんもありますが、それは休業前でも同じ。今だから渋っているという店のほうがむしろ少ないのではないかと感じたほどです。
ここで紹介させていただいたホールさんはほんの一部に過ぎません。私の調べだけでこんなにもあるということは、皆さんの周りにも良いホールがあるということ。ですから、改めて近くのホールさん、または行ったことのないホールさんに着目してみてはいかがでしょうか? 意外な結果が出るかもしれませんよ。
●みずき・あや/1994年生まれ、千葉県出身。学生時代にパチンコ店でアルバイトしたことがきっかけでパチンコ・パチスロに興味を持つようになる。イベントコンパニオンを経て、2019年DMMぱちタウン所属。『channel 真王伝説』(テレビ埼玉、毎週土曜24時~)などに出演中。
ステイサム
ワイは普通に負けたでw