ピン芸人岡野陽一の生きるヒントシリーズ。パチンコの賢人、歯の少ない偉人から授かった知恵を伝授します。
目次
笑顔のおじさん「京都のガンジー」との出会い
皆様、人生思い通りいってますかー?
どーも!今世は諦めて来世に懸けてます!岡野陽一です!
さてさて、人生なんてパチンコと同じ。思い通りいかないもんでございます。
しかし、思い通りいかないからこそ面白いという考えもあります。
昔パチンコ屋で出会った毎日ゲボ出るくらい負けてるのに常に笑顔のおじさん
「京都のガンジー」は言ってました。
「毎日勝ったら面白くないやろ?」
当時の私は深く感銘を受けましたが、今ならガンジーの目を見て言えます!
「いや、面白いわ!」
もはや、セルフマインドコントロールです。
セルフロボトミーです。負け過ぎて、負けを正当化しようとガンジーは自分の脳をいじったのです。
思い通りいったほうが面白いに決まってます。
しかし、私は思うのです。
世知辛いこのご時世において、今こそこのガンジーの考えが必要ではないのかと。
勝つ努力を捨て、負けを受け入れたガンジーはいつも笑顔でした。
ゲボ出るくらい負けてるのに。
ということで、本日は生き方の話でございます。
人生うまくいってる方は今すぐこの画面を叩き割るか、戻るボタンを押して、アメリカンショートヘアの動画でも観て下さい。
ここから先読んでも、1ミリも人生の役にたたないどころか、虫酸が走る可能性もございます。
あと、まだ人格が形成されてないお子様も今すぐ画面を叩き割って下さい。
君達には未来がある。
こんなものを読む暇があったら、エロ本を読んだ方がよっぽど健全だ。
それでは糞の「生き方講座」スタートでございます。
そんな難しい事を考えちゃダメ!
人間は何の為に生きるのか?
コロナ自粛で時間が出来て、こういう事を考え出す人も多いと思う。
結論から言う。
そんな難しい事を考えちゃダメ!
起きて、食べて、うんこして寝る!
それだけだ。
どんな金持ちも、どんな綺麗な人も、偉そうにしてても、格好つけてもこの事実は変わらない。
勿論、ここに多少の優劣はある。
家が金持ちの奴、貧乏な奴、顔のいい奴、足速い奴……。
しかし、こんな事で悩む必要はない。
せいぜいいい食べ物を食べていいうんこをするくらいの差だ。
みんな起きて、食べて、うんこして寝てるだけ。
そんな生き物がいっぱい住んでる星が地球!
以上!
難しく考える必要はない。
あとは、法律を守ってなるべくストレスなく楽しく生きればいい。
それだけだ。
楽しい事は人それぞれなのでわからないが、意外とストレスを減らす事が楽しく生きる上でのミソな気がする。
たまに小さなストレスを御自身で増幅して、死んだ魚のような目をして生きてる方を見る。
これでは楽しい事がやってきても、楽しめないという悪循環が起きるのだ。
行きたくない飲み会はガンガン断ろう
ストレスを減らす一番の方法は至ってシンプルだ。
やりたくない事はやらない。
これに尽きる。
いやいや、子供じゃないんだから。
そんなんじゃ社会で生きていけないよ。
そう思う方もいらっしゃるだろう。
しかし、昔、居酒屋で出会った歯の少ない偉人が言っていた言葉にこんな言葉がある。
「ひょの中にはひゃっちゃいけねーきょとはあるが、ひゃらなかいけねーきょとはにゃーにひょとつひゃい」
何度か聞き返して、僕は感銘を受けた。
「世の中にはやっちゃいけない事はあるが、やらなきゃいけない事なんて何ひとつない」
素晴らしいお言葉だ。
確かに世の中に絶対やらなきゃいけない事なんてひとつもないのだ。
絶対やらなきゃいけない仕事、行かなきゃいけない飲み会、とらなきゃいけない資格、守らなきゃいけない締め切り……。
文字を見るだけで、ゲボが出そうな言葉の数々だが、どれひとつとして極論別にやらなくていいのだ。
そう思えば気が楽になる。
勿論、それ相応のリスクは覚悟しなければいけないし、やりたい事の為に頑張らないといけない時はあるが、そのストレスに殺されるくらいなら、やめちゃえばいいのである。
行きたくない飲み会などもガンガン断ろう。
皆様の人生にとって大切な人間なんて意外と少ないはずなのだ。
とにかく誰よりも自分に一番優しくしてあげて欲しい。
つらかったらどんどん逃げていい
クマに会ったら逃げる!
当然の事だが、我々がクマより弱いからだ。
しかし、これが人生になるとそうはいかない。
受験熊、就活熊、仕事熊、人間関係熊……。
みんなクマと戦う。
なんならクマから逃げた奴は蔑まれる。
受けてきた教育が大きいのだろう。
物心ついた時から、僕達はクマと戦う事を叩き込まれる。
給食で、嫌いな食べ物を食べきるまでひとりだけ昼休みになっても食べさせられる儀式こそが、僕達が人生で初めて戦わされるクマじゃないだろうか。
僕は昼休みに泣きながら牛乳熊を倒した鈴木君の顔が未だに忘れられない。
牛乳熊を倒した鈴木君を先生が抱きしめる。
「よく頑張ったね。よく諦めなかったね」
こうして我々は、クマに向かっていく勇気と、クマを倒した後の達成感を刷り込まれるのだ。
しかし、これは大人になって自分がやりたい事をやる為に、本当にやらなきゃいけない時に頑張れるようになる為の教育であって、何でもかんでも戦ってると体がもたない。
38歳になった鈴木君が、未だに毎日泣きながら牛乳を飲んでたら、それはもうホラーだ。
基本に戻って欲しい。
クマに会ったら逃げる!
つらかったらどんどん逃げていいのだ。