元SMAPのメンバーでオートレーサーに転身した森且行選手(46)が3日、埼玉県川口市の川口オートレース場で開催された『第52回SG日本選手権オートレース』で初優勝した。
森が悲願の日本一!逃げた鈴木圭一郎と荒尾聡が6周4角で落車し、3番手から浮上した森且行(46)=川口・25期=が、金子大輔の猛追を退けて優勝した。
優勝賞金1700万円と、12月のスーパースター王座決定戦トライアルの出場権を獲得。
勝負の女神が、森を夢の日本一に導いた。
1番人気の鈴木が好ダッシュで逃げ、森は2番手でチャンスをうかがっていた。
しかし、猛追してきた荒尾が、5周1周で森を差して次位逆転。
森の日本一の夢はついえたかに見えた。
しかし、何が起こるか分からない。
6周3角で荒尾が鈴木の内に突っ込み、両者が接触して4角手前でそろって落車。
コースが空いた森が恵まれて先頭に躍り出た。直後に金子が迫ったが、何とか振り切って栄光のゴールへ。
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元SMAPじゃない。森且行は、オートレーサーだ
「いいかげん、元アイドルという見方とか、キャーキャー騒ぐのはやめてくれよ……という気はすごくあります。
いまの僕は、レーサー。ファンの女性がたくさん来てくれるのはいいんですけど、僕じゃなくオートレースの魅力を感じてほしいですね」
森且行を取材したのは、1998年のことだ。97年のデビュー当初、元SMAPという話題は厳禁だったが、多少は緩和されていたから、正直な気持ちを聞いてみたのだ。
「(SMAPの)みんなには結局、うまく話せなかったし、引き留める人もいました。でも自分の人生は自分で決めたいし、そういう意志の固さをみんなわかってくれましたから、”自分の夢を追ったほうがいい”と気持ちよく送り出してくれましたよ」
あれから22年。
森はついにSGを初制覇した。それも、一番取りたかった日本選手権のタイトルで。
子どものころ、父・秀男さんに連れられてオートレースをよく見た。
エンジンの爆音、ガソリンやオイルのにおい、そしてなによりスピード感とスリルに夢中になった。
オートレースと同じように、ハンドルの左右の高さを変え、空き缶をつぶしてレーサーが履くような鉄のスリッパをつくり、友人と「オートごっこ」で競争した。
ただし自転車で、だ。
高校に進むと、16歳の誕生日を待ちかねてバイクの中型免許を取った。
バイク仲間と、オートレース場に足を運んだこともある。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yonobuyuki/20201104-00206301/
ステイサム
アイドルからオートレーサーて経歴凄いな。
オートレーサーのイメージしかないのはジェネレーションギャップってヤツね。