11月23日、埼玉県朝霞市のパチンコ店の立体駐車場で当て逃げがあった。その瞬間を被害者の車のドライブレコーダーが捉えていた。

駐車中の車に向かって1台の車が近づいてくる。次の瞬間、車は減速することなく車に衝突した。ぶつかった勢いで車体が大きく揺れているのがわかる。その後、運転手は車をバックさせると、そのまま走り去って行った。

ぶつけられた車は、半年前に600万円で購入したという高級ミニバンの「アルファード」。

家族で大切に乗っていた愛車だと話す被害者は「（購入する前には）他の車とかも試乗させていただいたりとか、買うまでに色々（家族で）話したりしました。大事にしていましたね」と納車時に撮影した家族写真ともに心境を口にした。

また、この車には特殊なコーティングを施し、頻繁に手入れをしていたという。被害状況について、被害者は「（フロントの）結構、中のほうがいっちゃっていた。かなり押し込まれているような感じで。ナンバーも全部曲がっちゃってるんですよね。横の所はもう完璧に外れちゃっていて自走不可っていう感じだった」と明かした。

ディーラーから提示された修理費は133万円。保険での修理を予定しているが、犯人が見つからなければ保険の等級が下がり、今後の保険料が3年間で約22万円余計にかかるという……。

　当て逃げの運転手に対し、被害者は「自分はずっと探し続けるつもりなので、あきらめないで見つけるっていうことを分かってほしい」と怒りを露わにした。

引用（『ABEMAヒルズ』より）