【文春砲】ジャニーズ事務所は宇宙Six・山本亮太の“闇スロット”通いを認め「専属契約を解除」

ジャニーズJr.内の人気ユニット「宇宙Six」に所属する山本亮太(30)が東京・新宿歌舞伎町にある“闇スロット店(風営法に基づく許可を受けていない無許可営業の店舗)”に頻繁に出入りしていることがわかった。言うまでもなく、闇スロットで遊技することは「賭博罪」にあたる違法行為である。「文春オンライン」特集班は山本が札束を手にして、闇スロット店を出入りする様子を撮影した。

現役ジャニーズタレントによる公然たる違法行為という“前代未聞のスキャンダル”の詳細を伝える前に、その当事者である山本亮太について振り返っておこう。

「山本は2001年にジャニーズ事務所に入所したジュニア歴19年の大ベテランで、ジュニア内では滝沢(秀明)副社長にももの申すことができる兄貴分として慕われています。アクロバティックなダンスに定評があります。自分のことを『亮ちゃん』と呼ぶ、“愛されオバカ”キャラとしても人気です。

以前はジャニーさんが手がけたジャニーズJr.内のユニット『They武道』で活躍していました。先輩ジャニーズ、特に堂本光一に可愛がられていましたね。『Hey! Say! JUMP』の藪宏太や伊野尾慧と同期で、プライベートでは『Kis-My-Ft2』の宮田俊哉と仲がいい」(ジャニーズ担当記者)
仕事がない日は朝から晩までパチスロ三昧

山本が所属するユニット「宇宙Six」は2016年11月11日に決成。ユニットの名づけ親は2019年に亡くなった事務所創設者のジャニー喜多川氏だ。結成当時はユニットの名前どおりメンバーは6人だったが、現在は山本のほかに、江田剛(32)、松本幸大(31)、原嘉孝(25)の4名で活動している。

「『宇宙Six』は16年、嵐のライブのバックダンサーとしてファンに初お披露目されました。当時は人気も勢いもありましたが、18年にメンバーの林翔太(30)がユニットを脱退。19年には、目黒蓮(23)が、兼任していたユニット『Snow Man』がメジャーデビューし、そちらの活動に専任するのに伴い、脱退しました。現在の4人体制になってからは勢いが停滞気味で、いまだにメジャーデビューできていません」(同前)

「文春オンライン」では今年2月8日、ユニットメンバーの 松本幸大がモデル風美女と“お泊まりデート” したときの様子を報じたが、この時期には既にユニットの人気に陰りが見えていた。そして、ユニットの活動が停滞するにつれ、自暴自棄になっていったのが山本だった。

「昨年8月、山本くんは目黒くんが『宇宙Six』を脱退することが決まった時期あたりから荒れはじめ、事務所への不満を周囲にブチまけていました。山本くんは目黒くんが脱退することを事務所から聞かされておらず、ファンと同時に知ったといいます。それまで、目黒くんは『僕は宇宙Sixも兼任で続けたい』と言っていたんです。そのことを山本くんが事務所幹部に問い詰めると、『脱退は目黒の意思だからさ』とバッサリ。

以来、ユニットの仕事はほとんどもらえないし、自分たちでもちこんだ仕事も通らないという状態が続きました。『俺は宇宙Sixをやりたいんだ』って漏らしていたこともあります…。今年3月には『事務所を辞めたい』とまで言っていました。彼はジャニーズがすべてで、大好きだっただけに周囲は驚いていました。ものすごくストレスが溜まっている様子でした」(山本と親しい友人)

そんな山本が“ストレス発散”のために足繁く通うようになったのが、パチスロだった。

「もともとギャンブル好きで、よくパチスロにも通っていたのですが、最近は今まで以上に通っています。仕事がない日は、朝から晩までパチスロ三昧。週の半分ぐらいはそんな日々を過ごしています」(同前)
スロットを打つ姿は”玄人”そのもの

実際、取材班は9月上旬から何度も、自宅付近のパチンコ店で、電子タバコを片手にスロットを打つ山本の姿を確認している。台の前の椅子に寄り掛かり、スロットを打つ姿は、まさに“玄人”そのものだった。

「山本がお気に入りの店は、自宅から近い新宿の某店です。お盆や正月でも暇さえあればスロットに行く。ギャンブル依存症に近い状態です。それでも普通のパチスロをやっているだけなら30歳の大人ですし、法律上は問題ないのですが……」(同前)

そう言って、少しためらった後、この知人が困惑気味に明かしたのは、衝撃の事実だった。

「彼は困ったことに、闇スロット店にも通っているのです」(同前)

闇スロット店とは、風営法に基づく許可を得ていない無許可営業のパチスロ店のことである。そうした店では改造したパチスロ機器などが使用され、暴力団との繋がりも深いといわれる。

「暴力団に多額のみかじめ料を払っている闇スロ店もあれば、運営そのものを暴力団がやっている店もあります。看板も掲げることなく、大体は紹介制で、マンションや雑居ビルで営業されている場合がほとんど。店内には今では廃止されている“改造台”が置かれ、レートも通常の5倍、10倍以上が当たり前。勝つとデカいが、台の多くが遠隔で『当たり外れ』を操作できるように改造されているため、滅多に大勝ちはできません。逆に大負けして人生を駄目にする者も多い。

毎年、全国各地で警察が闇スロ店を摘発していますが、闇スロットは店舗側の儲けが大きいため、一度摘発されても、店名や場所を変え、また新しい闇スロット店ができるという、闇業者と警察の“いたちごっこ”が続いています」(警察関係者)

闇スロット店に通うことは違法行為に当たる。刑事事件に詳しいアトム市川船橋法律事務所・高橋裕樹弁護士が解説する。

「闇スロット店で客が複数回通っていたことが裏付けされた場合、常習賭博罪で立件されます。常習賭博罪の場合3年以下の懲役になります。複数回通っていたことの裏づけが厳しくても単純賭博罪にあたります。単純賭博罪は50万円以下の罰金になります。警察から摘発を受けた場合、店舗経営者が逮捕されるだけでなく、客も常習賭博罪や単純賭博罪で逮捕されるリスクが充分あります。たとえ、『賭けていない』と主張しても参考人として聴取もされますし、決して行くべきではありません」
闇スロット店から出てきた山本の手には1万円の札束が

前出の知人によると、山本が通う闇スロ店は新宿区歌舞伎町の雑居ビルの3階にある「K」だという。取材班が昼に訪れてみると、「K」は看板を表に一切出しておらず、3階の部屋の扉は鍵がかけられ、壁にインターホンと監視カメラが設置されていた。

「このビルの、『K』以外の店はほとんどがホストクラブ。『K』には紹介がないと入れません。夜8時にオープンして朝の8時半までやっています。店内には40~50機ぐらいの台が並んでいて、食事は無料で提供されます。

山本くんは『上島』という偽名を使って会員登録をしており、複数の台を一度にキープして、こっちの台の当たりがよくないとみると、キープしていた別の台に移動したりと、極端な入れ込みようで明け方まで遊んでいる。1日で30万から40万円ぐらいは平気で使っていると思います。また、山本くんは『K』の近所にある『P』という裏スロット店でも何度か見かけましたよ」(常連客)

取材班のカメラが、山本が「K」に入る決定的瞬間をとらえたのは、9月3日のことだ。黒のTシャツに黒いジャージ、黒マスク姿の山本は、午後8時の開店と同時に店が入っている雑居ビルの3階に入っていった。闇スロ店があるビルから再び出てきたのは、12時間後の午前8時。同ビルに入っているホストクラブは、24時から明け方まで営業してはならないことが風営法で定められている。「K」が入ったビルの中で、午後8時から朝8時まで夜通しで営業していた店は「K」のみである。

また、山本は9月10日にも午後8時の開店と同時に「K」を訪れた。深夜0時、途中で軍資金が尽きたのか、山本は一度ビルの外に出てくると、コンビニへ直行、ATMで大金を降ろした後、「K」へと戻った。

再び出てきたのは前回と同じく翌日の午前8時を回った頃。山本の手には1万円札の束が握られていた。

「偽名は使っていましたけど、彼がジャニーズ事務所所属の現役タレントだというのは、客やアフターで『K』に来るキャバ嬢の間でも噂になっていた。山本くんは、たまに女性同伴で『K』に来ますが、連れの女性はいつも山本くんのスロットが終わるまで何もせず、健気に待っていました。
謎のホステス風の美女を連れて

山本くんは、基本的には毎回負けては、大声で『もう2度と来るか!』と捨て台詞を吐いて店を出ていく。でも、1週間くらい経つと『K』や『P』にケロッとした顔で戻ってきて、また負けて帰るということを繰り返しています。店にとっては、完全な“カモ”ですよ。10日に来たときも、一度夜にスッカラカンになりコンビニで慌てておろして、朝までやって少し取り返して帰っていきました」(同前)

さらに取材を進めていくと、もう一つ気になる事実が浮かび上がってきた。9月4日の早朝、「K」を出た山本は隣にホステス風の美女を連れていた。推定20代、顔立ちの彫りが深いハーフ系の美人だ。3日の深夜に「K」で山本と合流したのだろう。山本は美女とコンビニに寄った後、2人でタクシーに乗り自宅方向へと帰っていった。

前出の山本の親しい人によると、「この女性は山本の女友達であり、本命の彼女は別にいる」という。取材班は9月10日以後も、山本の違法闇スロット通いの実態を取材してきたが、その過程で彼の“もう一つの顔”を知ることになった――。

「文春オンライン」編集部/Webオリジナル(特集班)

ステイサム
通常のパチ屋が閉店時間以降、酒飲んでると打ちたくなる気持ちはわかるけど





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